教養演習2012量子化学入門08

 今日はこれまでの復習をかねて、スクリプトとして保存する方法と、課題の解き方について解説しました。スクリプトとして保存しておけば、loadすることでいつでも同じグラフを描くことができます。課題は先週行った1次元波動関数に加え、動径分布関数の描画です。余裕のある人向けに、ドローソフトを使ってベクトル図を編集する方法を簡単に説明しました。

 今日は演習3回目。トラブルなく授業が進められて一安心。今までついて来れなかった学生を対象に丁寧に説明しながら進めたけど、思っていた以上に分かっていなかった学生が多いことが判明した。ちゃんと学生の理解度を把握していなかった。反省。先週ももっと丁寧に説明する必要があった。反省。今後の対策としては、演習1回目に学生のパソコンレベルを把握し、その後のペースをきめるべし。課題は次の授業前にメール等で提出してもらって理解度を把握し、次の授業の内容・ペースを調節すべし。去年と学生のタイプが異なった、マシントラブルが多かったなどどと言い訳をしてはいけない。というわけで、来週は球面調和関数は説明だけにして(これを説明しないと前半の板書講義が完結しない)、かわりに混成軌道をgnuplotでやってみようかな。ちなみに今日のドローソフトはLibreOfficeのDrawingを使用しました。実はベクトル図を扱うのがInkspaceより簡単だったので急遽変更したのでした。